the rest of my life

友人が、ポール・ブレイとゲーリー・ピーコックのデュオなんかを、このごろよく聴いているという。
なかなかええのである。
ワタシは、アーチー・シェップのバラードなんかを、このごろよく聴いている。
咆哮するバラード。
これがまた、なかなかええのである。

みんな、かつてバリバリのフリーだったひとたちである。それがその後、年数を経て、落ち着いていてどこにでもある風なんだけど、やっぱりどこか「フリー」でええ味がでているのである。

アーチー・シェップ、64歳の頃のアルバム『フレンチ・バラッズ』の一曲目のタイトルは、What are you doing the rest of your life 、これからの人生。

これからの人生も新体道とともに過ごすのだ。自分のなかのバリバリの新体道が、これからどんな風にええ味になってゆくのか、してゆくのか、これからの人生が我ながら楽しみなのである。